白髪岳、松尾山 (360度の大展望) 
山麓から仰ぐ白髪岳

山麓から仰ぐ白髪岳
◆【山行日時】 2001年4月1日  くもり時々晴れ、にわか雨
◆【コース・タイム】

住山集落・駐車場=25分=登山口=25分=ベンチ=15分=白髪岳山頂

=35分=松尾山山頂=20分=愛宕堂=15分=林道終点=15分=駐車場
◆【正味歩行時間】 2時間30分
◆【詳細】

篠山市、住山集落より右回りで白髪岳、松尾山。

車は集落のY字路手前にある広場に駐車。アスファルトの道を歩き始める。Y字路を左へ。
Y字路にある道標
Y字路にある道標
地道となった林道を進んで行くと、一汗かいた頃、登山口に着く。

登山道となると、これまでとはうって変わって急登だ。しばらくして沢を渡るころには一段落するが、今度は尾根への上りとなる。
尾根に出ると雑木の合間から遠く六甲連山が見えてくるが相変わらずの急登に変わりない。

ひと頑張りすると明るく開けたベンチのある尾根上に出る。ここは南〜西側が開け、高度も随分稼いでいるので休憩にはもってこいだ。
休憩所から見る妙見山、笠形山
休憩所から見る妙見山、笠形山
頂上も随分近くになり、傾斜もゆるくなっているので、ゆっくり行こう。

岩場が現れるが迂回路が整備されているので問題ない。次の岩場は少し手強いが鎖やロープを頼りに慎重に通過する。
立ち枯れの雑木から覗く空が、明るさを増すと白髪岳山頂だ。
西光寺山、妙見山と奥に笠形山の稜線(下の画像、左へつづく)
西光寺山、妙見山と奥に笠形山の稜線(下の画像、左へつづく)
奥の稜線、中央右よりに千ガ峰、右端またに山
奥の稜線、中央右よりに千ガ峰、右端またに山
頂上からは360度の大展望が広がっている。

南には虚空蔵山と、その遥か向こうに六甲連山。西に笠形山(詳細はこちら)〜千ガ峰、またに山(詳細はこちら)の稜線。

その更に右にはアンテナが目印の粟鹿山。北側遠くには、白く雪をかぶった大江山。北東には篠山市街を見下ろす多紀連山。真東には、三国岳、弥十郎ガ岳や一番奥に京の愛宕山。

到着間もない頃は、南の六甲連山の右端に明石大橋の二本の主塔や淡路島も見えていた。
虚空蔵山と遠く六甲連山 篠山盆地を見下ろす東多紀アルプス
虚空蔵山と遠く六甲連山 篠山盆地を見下ろす東多紀アルプス
白髪岳山頂 北側遠くには雪をかぶった大江山
白髪岳山頂 北側遠くには雪をかぶった大江山
ゆっくりした後、松尾山へ向け出発。

山頂直下の急な下り坂を慎重に下る。すぐに急坂は終わり、これから松尾山直下まで快適な尾根歩きだ。
文保寺からの道を合わせると間もなく松尾山への分岐。そこからは急な坂となり少しきついがササが目立つようになると、やがて松尾山山頂だ。白髪岳とは違い、ここは雑木林の中で展望皆無なので早々に下山とする。
展望の無い松尾山山頂(右)




千年杉(下)と

仙の岩から見る虚空蔵山(右下)
松尾山山頂
千年スギ 仙の岩から見る虚空蔵山
しばらくは急な下り坂だが、石仏の辺りまで来るとようやく傾斜もゆるくなり、愛宕堂を過ぎると沢沿いの道に変わる。

何度か沢を渡りながら高度を次第に下げて行くと、不動滝があり、やがて林道終点の登山口に出る。

いつしかアスファルトの道となり民家が現れると間もなくY字路に出て、駐車場に着いた。
◆【ワン・ポイント・アドバイス】

白髪岳への登山道、取り付き付近からベンチのある休憩所まで現在整備中。

詳細の通り、ベンチまでは急登が続く。危険な個所では、いたる所にロープが張ってあるので安心できる。ただし、頼りすぎは禁物。

右回り、左回り、いずれの場合も白髪岳でゆっくりできるよう時間調整したい。
笠形山のコース・データを見る
千ガ峰〜またに山のコース・データを見る
多紀アルプスのコース・データを見る
◆【他の画像はこちら


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